鮒ずし(ふなずし)のルーツ、タイのプラーソム(Pla som)

鮒ずしのルーツはタイやラオス周辺のアジアにあると言われていますが、その中でもまさにそれだ!と言われているのが
東南アジア、タイに存在するプラーソム(Pla som)という料理です。

↓プラーソムの調理方法の動画です

プラーソムはタイの市場等で売られており、主に淡水魚のお腹の中にもち米を入れて塩、にんにく、唐辛子等をまぜてバナナの葉で包んで発酵させて作ります。

紀元前4世紀頃から存在すると言われており、タイ北部、東北部、中国雲南地方の郷土料理となっています。
プラーソムも鮒ずし同様に臭いがきついので好き嫌いが別れるそうですが、臭いに慣れた地元の人の中には愛好家が多数いるそうです。
プラーソムも味は酸っぱい味で調理方法は油で揚げたり、そのまま食べたりと様々だそうです。

そのプラーソムが稲作文化と共に日本に伝わり、日本でも魚を使用した鮒ずしのような熟れ鮨が作られるようになりました。

そして鮒ずしを起源として現在の江戸前寿司が生まれ、その寿司が世界に広まりタイでも近年人気を博しています。

これは日本が得意とする輸入して改良して輸出するというサイクルと同じですね。
大昔から日本人の気質はそれ程変化していないようです。

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