沖島とは?

沖島は滋賀県の近江八幡にあります。
沖島の読み方は「おきしま」です。
滋賀県には日本一大きな湖、琵琶湖があり沖島も琵琶湖の中にあります。

最寄駅は近江八幡駅です。
近江八幡駅から沖島への行き方は、まず近江八幡駅北口から近江鉄道バス休暇村行きに乗ります。
およそ35分程バスに乗り、堀切港バス停で下車します。
そこから堀切港への坂を下り、湖に向かって港の左側にある定期船乗り場に行き
沖島行きの定期船へ乗ると沖島に行くことができます。
堀切港から沖島までは10分程です。
定期船の料金は現在片道500円となっています。
現在の定期船の時刻表はこのページの最下部に記載してあります。
(料金と時刻表は随時変更の可能性があります。)

沖島周辺地図

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琵琶湖の中には4つ島があり、沖島、竹生島(ちくぶしま)、多景島(たけしま)、沖の白石(おきのしらいし)があります。
その中でも一番大きな島が沖島です。
また、人が住んでいるのも沖島だけで淡水湖の中にある島に人が住んでいるのも日本では沖島だけです。
沖島は淡水湖の中の島としては初めて離島指定を受けました。

沖島に人が住み始めたのは保元・平治の乱で負けた源氏の落武者数人が島を開拓し住み始めたと言われています。
戦国時代には島に水運上の関所があったと言われています。

島の現在の人口は300人程で同じ名字を持つ人が多いです。
島の中には小学校と幼稚園があります。
昔は中学校もありましたが、若年人口が減ったために中学校はなくなりました。
島内には他に郵便局があります。
携帯電話のアンテナも最近できたので携帯電話会社によっては電波がよく入ります。
島の人の多くは漁業を営んでおり、商店は冨田屋を含めても数件しかありません。
民宿があるので宿泊が可能です。

 

沖島は現在、観光地化されていないので特に観光目的で行くような場所はありません。
逆に言えば本当の島の風景を見れるということになります。
島には湖水浴場(観光目的のものではないです。)や神社、お寺、佃煮屋さんや漁協、資料館があります。

資料館はおきしま資料館という名前で沖島の生活用品・漁具などを展示しています。
10:00~16:00まで開館しており、
月曜日と12月25日~1月15日は休館日です。(臨時休館あり)
入館料は中学生以上200円、小学生100円、小学生未満無料となっています。

沖島漁業会館
沖島漁業会館

他に沖島では島や琵琶湖の風景を見ることが可能です。
半日もあれば島内全てを見ることができます。

沖島の様子
沖島路地

沖島からの琵琶湖眺め
沖島からの琵琶湖の眺め

沖島には車が一台も走っていません。
そのためか道ばたに桶が乾燥のために置いてあったり、生活感があります。

沖島漁港内の様子
沖島漁港内の様子

また、島には猫が多く生息しています。
しかし島の人は昔から猫に餌を与える習慣がないので、猫達は島の人達が捨てる魚などを食べるか、
島の小動物を食べて生きていると思われます。
そのためか沖島の猫はそれ程太っていません。
船の船首の下のスペースに隠れて船に乗り、島と陸地を渡る猫もいると思われます。

その他沖島周辺には鳥も多く生息しています。
猪が陸地から沖島まで泳いで渡って来ることもあります。

島の名物料理は琵琶湖の魚を使った料理です。
鮎の佃煮、鮒ずし、ビワマスの刺身、ゴリの佃煮、ブラックバスのコロッケなどがあります。

沖島通船(定期船)時刻表
片道約10分 料金は現在片道500円

沖島発

7:05 日曜日なし
7:30 日曜日なし
8:00
10:00
12:00
14:00
16:00
17:00
18:10
19:30
20:45

堀切港発

7:15 日曜日なし
7:45 日曜日なし
8:15
10:15
12:15
14:15
16:15
17:15
18:30
19:45
21:00